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繰り返しのプログラム その7 [Java]

前回、ネストについて説明しました。

前回挙げた例はforによる繰り返し文の中にifによる条件分岐の文が入っている多重構造でした。

今回はforをネストさせて掛け算の九九を表示したいと思います。

 

public class Main{
 
public static void main (String [] args){
 
for (int i=1 ; i<10 ; i++){
   for(int j=1 ; j<10 ; j++){
    System.out.print(i * j);
    System.out.print(" ");
   }
   System.out.println("");
  }

 }

}

 

表示結果 
1 2 3 4 5 6 7 8 9
2 4 6 8 10 12 14 16 18

… 

 

 

落ち着いて見ていきましょう。

iとjは1から9まで増加します。

iはjのループが終了したら1増加するという構造になっています。

つまりiが1のとき、jが1〜9まで1ずつ増加し、その後iが2に増加し、再びjが1〜9まで増加・・・というのを繰り返す構造です。

ちなみに、System.out.print( )は改行を伴いません。したがって(" ")とすることで、単純に空白(スペース)を表すことになります。 

System.out.println( )は改行を伴うため、("")とすることで、単純に改行を表します。

 

以上で、繰り返しの説明を終了します。

これまで、①順次、②分岐、③繰り返しのそれぞれについて説明してきました。

これら3つを使いこなせればどんな構造のプログラムも書けることになります。

 

次回からは配列という仕組みについて説明していきます。 


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