配列を使うメリットとは? [Java]
プログラミングにおいて配列とは、同じ性質を持ったデータをひとまとまりのものとして捉える方法のことです。
例えば、得点を管理するプログラムがあったとします。(以下参照)
public class Main{
public static void main(String[] args){
int japanese =70;
int math =80;
int english =90;
・・・
合計点を出したり、平均点を出したり・・・といった操作をする時に、配列を使うことにより、japaneseやmathといいたそれぞれの教科をひとまとまりのものとして扱うことができるため、ソースの重複を避けることができるのです。
例えば、小学校を例にしましょう。
1クラス30人で1学年に4クラス、6学年あります。
学校の先生は集会の時には、クラスというまとまりを従えて(指示を出して)います。
これがもし、クラスというまとまりがなかった場合にはどうなるでしょうか?
一人ひとりに指示を出さなければなりません。
「たけしくんは一番端の先頭に並んで、その後ろに太郎くんが並んで・・・」
というように途方もない作業をしなければなりません。
しかし、あらかじめ、クラスというまとまった集団を作っておくことで、
「1組は右端に整列してください」
というように一つの指示を出すことで事足りるのです。
配列とはまさにそういうことで、個別に出していた指示を、集団に出すために作り出したまとまりのことなのです。
例にあげた得点のプログラムの場合、国語の得点、数学の得点・・・をまとめて得点という箱に入れてしまおうという考え方なのです。
次回は実際に配列を用いるためにはどうすればよいのかについて説明していきます。
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