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繰り返しのプログラム その4 [Java]

前回まで、while文、do-while文を使った繰り返しのプログラムについて説明しました。

今回はforを使った繰り返し文について説明します。

forは「〜回」といった意味です。

while文では条件を満たしている間、繰り返されるので、回数を明示することはありませんでした。

しかし、今回説明するforは回数を指定します。

つまり、for文は〜回繰り返すという文です。

それでは実際にサンプルコードを見ていきましょう。

 

public class Main{
 
public static void main(String[] args){
 
for(int i=0 ; i<10 ; i++){
  System.out.println("こんにちは");
  }

 }

}

 

これは画面上に「こんにちは」と10回表示させるプログラムです。

 

for(int i=0 ; i<10 ; i++)

を分解して、

 

  1. int i=0
  2. i<10
  3. i++

 

のそれぞれについて説明していきます。

 

1)int i=0

これは初期化処理と呼ばれています。

繰り返しのことをループと呼びますが、そのループが始まる時に最初に実行される文です。

今回の場合、最初にint型の変数iに0を代入して初期化しています。ちなみに、この変数iのことをループ変数と呼びます。

わかりやすくいうと、0から始まるということです。 

 

2)i<10

これは繰り返し条件を表します。

ifやwhileの時に出てきた条件式のようなものだと思ってもらえれば良いです。

i<10を満たしている間、繰り返されるということです。

 

3)i++

これは繰り返し時処理を表しています。

繰り返された時に実行されます。

今回のサンプルコードの例の場合、画面にこんにちはと表示させた後、iに1を足します。

 

 

結局、1、2、3をまとめると、

1)で繰り返しの最初の数字を指定し、繰り返される度に

3)の処理を行ない、

2)の条件が満たされなくなったらfor文を抜け出します。

 

サンプルコードでは、

0から始まり、画面にこんにちはと表示させる度に1を足し(0→1→2→・・・)、i<10つまりiが10になった時点でfor文を抜け出します。

 

次回説明する部分はさらに発展的な内容になるのでここできちんと理解できるよう、さらに詳しく説明します。

i=0

→こんにちは

→iに1を足す。i=1

→こんにちは

→iに1を足す(以下省略)。i=2 

→こんにちは

→i=3

→こんにちは

→i=4

→こんにちは

→i=5

→こんにちは

→i=6

→こんにちは

→i=7

→こんにちは

→i=8

→こんにちは

→i=9

→こんにちは

→i=10

ここで、i<10を満たさなくなったので、for文を抜けます。

結局、基本形である

for(int i=0 ; i<10 ; i++)

の10の部分を5にすれば5回繰り返すことになり、100にすれば100回繰り返すことになります。

 

次回は「int i=o」や「i++」の部分に違ったものを入れてらどうなるのかについて説明していきます。


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