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演算子を使って計算してみよう [Java]

前回は画面上に「こんにちは」と表示させるプログラミングについて説明しました。

今回は、四則演算です。足し算、引き算、掛け算、割り算ですね。

前記事 ( http://weekly-programmer.blog.so-net.ne.jp/2015-07-04 )で、プログラミングの書き出しの部分は毎回ほぼ固定だと説明しました。(神様と司令官の部分ですね。)

それでは、早速・・・

 

public class Main{
 
public static void main(String[] args){
 
int a;
  int b;
  a=3;
  b=5;
  int sum=a+b;
  System.out.println(a+ "+" +b+ "=" +sum);

 }

}

 

青色部分と赤色部分は前回と全く同じですね。メソッドブロック(緑色部分)が前回と異なっています。このメソッドブロックのソースコードについて説明していきたいと思います。 

 まず、一行目の「int a;」。これは、変数宣言と 呼ばれています。イメージとしては、「a」は箱を表していて、「int」はその箱の種類を表しています。ちなみにaのこと変数をintのことをデータ型と呼びます。

箱の中に入れるものが数字なのか、文字なのか・・・によって箱の種類が変わってきます。今回は数字なので、「int」という種類を用意しました。(詳しくはまた別記事にて)

そして「a=3;」は「a」という箱に「3」を入れるという意味です。

「b」についても同様です。今、aとbのそれぞれの箱に3と5が入っている状態です。

ちなみに、メソッドブロックの各行に登場する「;」は、日本語でいう句読点のようなものです。必ず書き忘れないようにしましょう。 

このようにやや面倒な手続きをしなければなりません。なんかプログラミングっぽいですね。しかし、実はこの4行、省略して書くことができるんです。ヒントは次の行「int sum=a+b;」。

これは

int sum;

sum=a+b;

と二行にかき分けることができます。この2つ、よーく見てください。 aとbのそれぞれと同じ書き方ですね。つまり、逆に2行を1行にまとめて書くと・・・

int a=3;

int b=5;

とそれぞれ書き換えることができます。すると、全文は以下のようになります。 

public class Main{
 public static void main(String[] args){
 
int a=3;
  int b=5;
  int sum=a+b;
  System.out.println(a+"+" +b+"="+sum); 

 }

 

だいぶすっきりしましたね。

そして、次は「int sum=a+b;」 。intという種類のsumという箱。そこにaとbを足したものを入れます。

このsumは合計という意味ですが、これはこちらが勝手に決めた名前です。tasiでも、plusでも、cでも好きな名前で構いません。ただし、コードが複雑になればなるほど、後で見返した時にわかりにくくなります。ですので、なるべく意味を連想できる名前が好ましいです。

System.out.println();は前回のこんにちはを表示させるプログラムでもでてきましたね。

今回は()の中が少し複雑です。()の中の決まりがあります。

①" "で囲む

②ただし、変数は" "の外に出す

③" "で囲まれた部分とそうでない部分が入っている場合、+でつなぐ

 つまり、" "で囲まれた部分はそのまま表示され、" "の外にある+は接着剤のようなものなので、表示されません。

上のソースコードだと、

実行結果 

3+5=8 

と表示されます。 長い割に意外とすっきり。System~以外の行は実行した時に画面には表示されない、いわば裏方となっています。

 

ちなみに、四則演算は、+、−、*、/です。

次回は今回説明を割愛した「データ型」について説明していきたいと思います。 


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