繰り返しのプログラム その2 [Java]
今回は繰り返しのwhileについて説明していきます。
whileには英語で「〜している間」という意味があり、 プログラミングにおいては条件を満たしている間実行し続けるのでしたね。
それでは下のサンプルコードを見てください。
public class Main{
public static void main(String[] args){
System.out.println("温度が1度ずつ上がります。何度まで耐えられるかな?");
int temp=30;
while(temp=<40){
System.out.println("ただいまの温度は" + temp + "度です。");
temp++;
}
System.out.println("暑いですね〜");
}
}
実行結果
温度が1度ずつ上がります。何度まで耐えられるかな?ただいまの温度は30度です。
ただいまの温度は31度です。
ただいまの温度は32度です。
ただいまの温度は33度です。
ただいまの温度は34度です。
ただいまの温度は35度です。
ただいまの温度は36度です。
ただいまの温度は37度です。
ただいまの温度は38度です。
ただいまの温度は39度です。
ただいまの温度は40度です。
暑いですね〜
System.out.println()はおなじみですね。画面に文字を表示します。
今回説明するのは
int temp=30;while(temp=<40){
System.out.println("ただいまの温度は" + temp + "度です。");
temp++;
}
の部分。
int型の変数tempに30を代入して初期化します。
そしてwhile文に突入するわけですが、if文と構造は非常に似ています。
if文は、
if(条件式){実行内容
}
でしたね。実はwhile文を同じで、
while(条件式){実行内容
}
なのです。
意味は、「「条件式」を満たしている間、「実行内容」を実行し続ける」です。
これにあてはめると、
「temp=>40」を満たしている間、System.out.println("ただいまの温度は" + temp + "度です。");
temp++;
を実行し続ける
となります。
つまり、tempが40未満である間は、画面に「ただいまの温度は30度です。」 と表示し、温度を1ずつ増やし続けるということです。
tempが40に達した時点でwhile文のブロックを抜け出します。
次回は、do-while文というwhile文から派生した繰り返しの文について説明していきます。
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