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コンピュータは理解力のない体力バカ? [プログラミング全般]

前回、プログラミングの仕組みについて簡単に説明しました。

その中で、プログラミングをするための2ステップとして、
①日本語で指示内容を考える
②それをプログラミング言語に翻訳する
をあげました。
今回はこの①日本語で指示内容を考えるということについて掘り下げて説明していきたいと思います。

指示をする場合、支持される側の理解力と実行力を吟味する必要があります。



(以下、しばらくは具体例です。読み飛ばしても構いません)
理解力の例
「この部屋暑いね」
と言った時、大人ならクーラーを効かせ、冷たいお茶を持ってきてくれるかもしれません。
しかし、同じことを幼稚園児に言ったとします。よほどできた幼稚園児でない限りは「あつい〜」などと言うだけでクーラーを効かせる、お茶を持ってくるというところまで気が回らないでしょう。

実行力の例
「毎朝10キロ走ってください」
というようにマラソンランナーと高齢者に指示します。
マラソンランナーにとっては毎朝10キロのランニングは苦になりません。
しかし、高齢者にとっては毎朝10キロのランニングはかなり厳しいと思います。
ーーーーーーーー

①の例からも分かるように、同じ言葉を同じ状況で発しても、受け取る相手によって対応が異なります。
1を聞き10を知るのか、
1を聞き1を知るのか。
コンピュータは後者です。
言われたことしかできないのです。
だから、コンピュータに指示を出す時には指示内容をなるべく細分化しなければなりません。
このぐらいでわかるだろう、あとは察してくれ、というのはコンピュータには通用しないのです。
コンピュータは言われたことしかわからないのです。

一方で、コンピュータは言われたことなら着実に遂行することができます。
こんなにいっぺんに指示を出したらかえって頭がこんがらがるだろうなとか、余計な心配をする必要はありません。
むしろおせっかいだと思われるほどに詳しく説明してあげることがコンピュータにとっては親切なのです。


次回はいよいよ簡単なプログラミングをやっていきます。


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