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多次元の配列 [Java]

前回は、文字列の長さを得る方法について説明しました。

今回は多次元の配列について説明します。

 

小学校の集会を例にすると、

通常の配列が、1年1組という組というまとまりに対して一斉に指示を出すように捉えるのに対して、

多次元の配列は、 1年1、2、3、4、5組というように、組をさらに束ねて学年に指示を出すイメージです。

使う機会はなかなか少ないと思いますが、説明しておきます。

 

基本的には通常の配列とほぼ同じ使い方をします。

比較してみましょう。

 

(通常)

配列の宣言

要素の型[] 配列変数名=new 要素の型[要素数];

または、

要素の型[] 配列変数名=new 要素の型{要素を列挙};

または、

要素の型[] 配列変数名={要素を列挙};

 

要素の利用

配列変数名[添え字] 

 

 

(多次元の配列)

配列の宣言 

要素の型[][] 配列変数名=new 要素の型[要素数][要素数] ;

または、

要素の型[][] 配列変数名=new 要素の型{{要素を列挙},{要素を列挙}};

または、

要素の型[][] 配列変数名={{要素を列挙},{要素を列挙}};

 

要素の利用

配列変数名[添え字] [添え字] 

 

ほとんど同じですね。通常の配列が組単位という「列」だけであると考えるなら、多次元配列は「列」と「行」といったところでしょうか。

その分、[]や{}が一つ増えていることになります。

 

次回はいよいよメソッドについて説明していきます。 


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