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命令実行の文 その2 [Java]

前回は、命令実行の文の中でも画面に文字を表示させる方法を紹介しました。
今回は乱数を発生させる文について説明します。


int r=new java.util.Random().nextInt(①);


これは乱数を発生させる命令です。
乱数とはランダムで生み出される数字のことです。

①には、乱数の上限値を指定します。ただし、その数字自体は含みません。
例えば…
①に5と代入した場合、0〜4(5は含まれない!)の数字がランダムで生成されます。

この生成された数字は右辺の変数であるrに代入されます。(rの部分は任意で変更可です。)
前回の画面に文字を表示させる命令と組み合わせると、
ランダムで生成された数字を画面に表示することができますね。

例)

public class Main{
 public static void main(String[] args){
  int r=new java.util.Random().nextInt(3);
  System.out.println("あなたの運勢は、"+r+"です。");
  System.out.println("0:大吉 1:吉 2:凶");
 }
}


実行結果

あなたの運勢は、1です。
0:大吉 1:吉 2:凶


ランダムで発生させた0〜2までの数字を画面上に表示させるプログラムです。
ちなみに0という数字を使わずに1〜3の数字を発生させたい場合は以下の方法が考えられます。

①rに1を足して新たな変数として定義する
int R=r+1;

②乱数生成の命令の後ろに+1(または++を挿入する
int r=new java.util.Random().nextInt(3)++;

③インクリメント演算子を挿入する
r++;



その他にも方法はありそうですが、一般的には③番の方法が好まれるようです。
インクリメント演算子についてはまた追い追い説明していこうかと思います。

次回は文字の入力を受け付ける文について説明します。

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